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今のキャスト

このところ、展示会に向けて地金で作るものと合わせて沢山ワックスで形作っています。

昨年に、新規のキャスト屋さんを紹介してもらいました。

そのキャスト屋さんの技術と企業努力は素晴らしくて、

ワックスから金属への収縮が凄く少ないのです。

ワックス時

キャスト上がり(仕上げ前の状態)

*上の写真がワックス枠ですが少しだけ大きく作っています。

*左側の石枠がキャスト後の仕上がりですが、石がほぼぴったりなので仕上げ後は、石と石枠サイズが同になり、上からは石枠が見えないデザインです。

石膏の質も向上していることと思います。

以前このブログに書きましたが、キャスト(鋳造)するときには、

ワックスの部分が金属に変わる際に、金属の収縮が起きます。

その前に、ワックスの型撮りの為に石膏を流すのですが、

石膏の収縮もあります。

また量産する時にはゴム型を作りますが、そのゴム型もゴムが固まる際に縮みます。

以前は、キャスト時の収縮が高かったのですが、

お世話になっているキャスト屋さんでは、仕上がり時の収縮がほんのわずかなことを知り、

ワックスを作る時には、数パーセントも大きく作る必要がなくなりました。

昔は3~5%も縮んでいたように思います。

やすり掛け分+仕上げをする分+全体的に縮む分をほんの少しだけ

大きく作るだけでピッタリです。

本当に仮定とピッタリにキャストから上がって来るので

作業に無駄がなく嬉しいです。

複雑な外形や凹凸に合わせたものを作る時はこの縮は少ないのは

はとても重要です。

感覚的なことですが、仕事が楽しくなりました。

 

 

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旅の話【カリムンジャワ】

今日、お昼のテレビで釣り番組をやっていて,

その海を見ていたら、インドネシアで癒されたカリムンジャワ島の旅を思い出しました。

バリ島は誰しもが知っているインドネシアの一大リゾート地ですが、

カリムンジャワはご存知ですか?

2011年話です。JOCV (青年海外協力隊)より、カリムンジャワは凄くいいらしいと聞いて

無性に行きたくなり、スマランに住む友人と船で向かいました。

スマランからバスで港に向かい、週に数本しかない高速船に乗りました。

そこは、インドネシア一美しい海と言われているそうです。

近辺の無人島を小舟で巡り、シュノーケリングやダイビングをして珊瑚のかけらでできた白浜を満喫する、そんな旅です。何といってもゆっくりできるところです。

お洒落なリゾートホテルもあったと思いますが、民宿のようなコテージに泊まりました。

直ぐ目の前が海で、島の中心地には歩いて行ける距離でした。

中心地には、小さなお土産物屋さんが数軒並んでいて、どのお店にも貝で作られたキーホルダーなどが置かれていました。

スルメのような乾きものもあったので、お土産にした覚えがあります。そこが島のメイン商店街でした。

買い物した後は、学校のグラウンド周りに在る小さな露店でミルクティーを飲んでゆっくりする。

中心地には、お洒落なカフェなどは無し。

一般的なコテージでは3食とも魚料理がふるまわれます。

魚は、宿の人が釣ったもので美味しいです。

海辺でのバーベキューも焼き魚。魚好きなら問題ないです。

ダイビングスポット、シュノーケリング、癒しスポットです。

インドネシアの秘境と言われて久しいので、今は少しだけリゾート感が増したかもしれませんが、

何もしない贅沢な時を満喫したかったら、是非行ってみてください。

残念ながら、写真を入れたUSBメモリーを紛失中です。見つかりましたら。。

 

 

 

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作りもセンス

ワックスで石枠や削り出していく作業は歯科技工の作業と似ています。

実際、ワックスに関する機械、キャスト(鋳造)装置のほぼ同じです。

ワックスも歯科材料店で購入ができます。勿論、ジュエリー工具専門店でしかないものもありますが。。

ワックスだけではなく金属を削る作業、工具も機能が似ていますので、歯医者さんに行くと同じようなリューターチップや工具を見掛けます。

昔、東京で絵画教室に通っていた頃です。

その教室には大学の講師が来られていて、色々な話を聞くことができました。

ある時一人の先生が、「私は時々、歯科技工士さんの専門学校にもデザインを教えに行ってるよ。」と言っていました。

なぜかというと、「歯科技工士さんが歯の環など作っていくときには、デザインセンスが必要だから。」という説明でした。

それは、作業する者として、凄く納得でした。

例えば、歯の環を付け替えてもらった時等に高さが合わなかったり、窮屈な感覚があったりします。

歯科は、医療ですし、口の中の微妙な感覚を患者は覚えているので、ミクロの調整が必要かと思います。

ジュエリーの場合は、そこまでの調整や感覚が必要ない場合が多いですが、時にはミクロ単位のサイズが違うだけで石が入らなかったりする訳です。

ジュエリー作りも手先が器用な方がいいですが、技術にプラスして感覚的なデザインセンスが必要だと思います。デザインセンスが良いと、綺麗にフィットするものが作れると思うのです。

その頃、治療に通っていた日本橋の歯医者さんに「仕事が無くなったら、ウチで働いたらいいよ。」とスカウト?されたことがあります。そのお医者さんにはよくからかわれていたので、冗談だったかもしれませんが、仕事内容が歯科技工と似ていると知っているからです。

大手ブランド品の原型を依頼され作っていた頃に、海外ブランドの日本モデルや日本企業の新作コンペティションがあり、出品したことがあります。

同じデザイン画から同じ商品の原型を作り、その中から1点が選ばれ、量産されるのですが、

同じデザイン画からなのに、作り手によってこんなにも雰囲気が違ってくる。。という事を知りました。

なので、作り手はデザインセンスも磨かないといけないと思うのです。

 

 

 

 

 

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個性を生かすアプローチ

4月5月に向け、個性的な石枠をWAXで作っています。

原石など、石のテーブル・ガードル・ボトム部が不定形で複雑に入り組んでいるものが多いのすが

せっかくの個性的な石達なので、それが一番綺麗に見え、イメージに合ったデザインにと思うわけです。

原石では、形、色の他、結晶上の特徴が表面に現れたり、内側に見えることが多くあります。

例えば、内側にもう一つの結晶が入っていたり、一定方向に結晶面が向いて

光を受けた時に美しく引き立つ面があるのです。

 ドロマイト原石と石枠(ペンダントトップ)

どの面を見せ、何にしたら、一番個性が引き立つだろうか?と考えます。

また、石の弱い部分もガードするように作ります。

その点は、石の特徴を知っているべきです。

個性が現れた一番魅力的な面を表に、側面なども生かして作りたいものです。

最初に、季節やテーマなどコンセプトに合わせてデザインを考えますが、

石に合わせたデザインを進める時、ワックスで作るのは、色々な試みができ、

作り手からのアプローチが楽しめます。

 ペリドット原石と石枠

ワックスは、全体から細部へ削り込んで作るので、地金から組み立てて作る場合とは違い、

見る人が全体のイメージをし易いです。

原石に限らず、石は光を受けて輝き色が明るくなるので、上の写真のように石座に、腰(コシ)と言いますが、窓枠のような光取りを作ります。(窓枠を作らない方が色が鮮やかに見える石もあります。)

その窓枠も一般的には直線的で長方形ですが、石に合わせた切り取りをするのもデザインの内なので、石を引き立てるように考えるのが楽しいです。

また石を留める爪も、デザインの内なので、なるべく目立たせない、または目立たせる工夫もします。

 ワックスペン:ペン先にワックスを取り溶かして使います。

ワックスは溶かして複雑な形に添わせることができるのでユニークなラインや柔らかいカーブを作りだすことに向いています。

工程としては、キャスト(鋳造)が入りますので、その分の時間が掛かる事と全体が少し縮む事を考慮して作る必要があります。

また、柔らかいので当然壊れやすいですが、自由に作れて試せるところがいいところです。

柔軟性もありますので、座として、石を傷つけず、合わせやすいのも特性です。

ワックスは、色別でやや柔軟性は違いますので、作る対象に合わせて使うと良いです。

非力な作り手にも向いている素材だと思います。

 

 

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素材の確認を!

今日、ロー付と石留の修理を行ったのですが、なかなかローが流れませんでした。

考えられることは、純銀以外の成分に通常使わない金属が混ざっているか、ロー材が使われているかです。

表面の汚れを除去するためにしばらく除去液に浸したところ、全体がピンクに変色していました。

シルバーの刻印がある預かり品ですが、シルバー以外の成分に銅が多く含まれているか、シルバーの純度がかなり低いためかと思われます。

もしくは、もともとの繫ぎ合わせに貴金属用のロー材を使っていないからだと思われます。

通常は、表面を酸洗いすると、シルバー925であれば表面の汚れが落ちて白っぽくなりますが、

ピンク色になることはありません。

仕上げ後に石留をすると石枠の爪がポロっと落ちました。

次に本体から石枠も外れ落ち、数か所、爪を付け直しました。

これは、本体と石枠がハンダ付けされていたか、ハンダ付けに近い低温で熔けるロー材で繫いであったのでしょう。。

修理の際は、必ず刻印された金性を確認します。

金性ごとに使う金属とロー材が違うからですが、

今回のように刻印されている金性が一致していない場合は、違法作業が成されている訳ですから

刻印した製造元に問題があります。

刻印が打たれていない場合は、ロー材が流れないという問題が起きますが、

今まで何百、何千とジュエリーを作業した中で金性と一致してない中身は初めてでした。

まれなケースでしたが、

今、ジュエリーに使われる素材が多様化している為にアクセサリーとの境界線が無くなっています。

表示が嘘という事ではなく、素材が一体何なのかが分かりにくい商品が多くあります。

一例としては、表面が14金張りで中身は真鍮のゴールドフィルドがあります。

中身はK14ではなく真鍮です。

ですが、表面は金張りなので、メッキとは違い剥がれることはなく、ロー付けも可能です。

金性は 14KGF です。

他には、表面にメッキではなくコーティングという店頭説明のある石やネックレス等があります。メッキまたは、別のコーテイング?(どのようなコーティングかは不明)によって表面的には金属に見えても、中身が貴金属や金属でない場合があります。

ユーザー様には使われている素材が何かという表示は大切です。

使われる方の素材への価値観が変わってきていることもあり、多様な素材が現れています。

長く楽しみたいジュエリーは、素材の説明を十分に受けて買われることをお勧めします。

 

 

 

 

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Wax作業は潔く!

ワックス作業は、多少削り過ぎた場合に、溶かしたワックスを盛って修正できるのがいいところです。

けれど、熔けたワックスが固まった時に縮が生じます。

その為、常温のワックスに溶かしてたワックスを盛る際、そこに熱が加わることで全体が溶けた箇所に引っ張られて形が歪みやすいのです。

歪まないように少しづつ修正していくか、潔く最初から作り直した方が早く綺麗にできることも多いものです。

地金の作業は、パーツをロー付けで組み立てて作業が進みますが、一般的なハードワックスなどの作業は、塊から削り出し細部に進みますので、最終的な形や抑揚を把握していないと作れません。

特に作業終盤、ワックスの厚みが少なくなっている場合には、修正するつもりが、かえって変形の為に修正不可能になることがあります。

薄くなったワックスに熱いワックスを足すのは難しく、薄い部分は大きく変形するからです。

ソフトワックスなどをスパチュラ1本で修正また作り上げてしまう人がいますから、それぞれのワックスの特質を熟知して上手く溶かしながら作り上げることも可能かもしれませんが。。その場合も、ワックスで綺麗な平面や、シャープな角を作り出すのは難しいのでは?と思います。

注意点としては、なるべく厚みのあるうちにワックスペンやスパチュラでワックスを熔かし盛る作業を終える事(厚み調整などの裏抜きなどは最後に行う事)です。

また途中は、なるべく歪まない為に冷えるまで抑えながら作業すると良いです。

細部の修正を行う時は少しづつです。

WAX は大胆な削り出しと緻密な石合わせや細部の仕上げが必要です。

時には早い段階で作り直し、綺麗な形をキープして完成させましょう。

 

 

 

 

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打ち出しの味わい

槌目模様のリングは一つ一つの表情が違い、味わいがあるので教室で作られる方が多いですが、

表から金槌を打つ、打ち出しと裏側から打ち出して形作るものがあります。

伝統工芸で打ち出しの鍋や急須などを作られていますが、一枚の金属板から立体が作られるのは素晴らしいですね。

リズミカルに裏側から打ち出して綺麗な形に整えるのは職人技です。

最近、打ち出しを部分的に取り入れてジュエリーを作ることがありました。

少し取り入れて、チャームポイントにしたいと思います。

この間から、東京の彫金教室に通っていた頃に作った あのブローチはどこに仕舞っただろうかと

記憶をたどっていましたが、それが見つかりました。

全くの初打ち出しですが、こんな表現もできます。

モディリアーニのモチーフの模写ですが、

打ち出しを行った際に、

「あ~。裏側からだとすべての凹凸が逆だったんだ。。」とか

「一番高い所、その次に高い所~一番低いところまで、順番が分かっていないと作れない。。」

と時々混乱していたことを想い出しました。

全体を見渡して高低の順番を段取りしなければいけませんが、楽しい仕事です。

打ち出された表情に味わいがでるので、いぶしもいいかと思います。

 

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ピッタリのリングサイズの決め方

リングサイズを確認する際は、工房か宝石店に置かれているサイズリングをはめ、決めますね。

まず、サイズリングを指にはめて、グーに指を握り、リングをはめた指が痛くない事。

次に、指を下向きにして軽く指を振った時に、はめたリングが外れ落ちない事に

注意してサイズを測ります。

オーダーするリングの幅やデザインによって0.5番~1番程はめた感覚が違ってきます。

例えば同じ平内リングで5mm幅と1㎝幅では、同じ指にはめた場合でも感覚が1番ほど違うことがあります。

また、幅が広いリングでも、指に当たるリングの内側(トップの裏側)が大きくえぐられている場合は

その部分が指に当たらないので、幅の細いリングと同じサイズでもきつさは感じません。

それは、リングの内側の面積がどのくらい指に触れているかで変わるからです。

同じ平内リングでも、リングの側面から内側にかけて少し、角が取れていると装着がスムーズですし、着けた時の圧迫感が違います。

その内側の角が少し丸みを取ってあるリングや、更に内甲丸のように内側が大きく丸くなっているものは、番数が大きく感じるはずです。

 

リングの内側

そのように全体的なリングのデザインによってもリングをはめた時の感覚は違いますので

サイズ直しや、オーダーの場合は、まずそのことを踏まえた上で、一般サイズ用または幅広の平内用サイズリングかのどちらが注文されるデザインに近いかを確認されて測って下さい。

もしできれば、自分の着けているデザインを店頭に持って行き、そのサイズも一緒に確認し、お店の方に相談されるのもよいかと思います。

サイズは、1サイズ以下の微調整も可能ですので、ご相談下さい。

 

 

 

 

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デザインはディテールに宿る

「デザインはディテールに宿る」という言葉は、スリランカに居る時に

デザインのワークショップが行われた際、イギリスのデザイン講師から聞いた言葉です。

ディテールはそれだけ重要で、詳細な表現は、全体に影響するという事で、

「詳細まで思い浮かべてデザインしなさい」という事でした。

その言葉を「本当にそうだなぁ!」。。と感じ入ったことがあったのでお伝えします。

最近、私の教室は旅とのコラボを始めました。

このところ、教室に来られる生徒さん用にサンプル作りをしているのですが、

旅先の遊びやイベントとしてCOLON の週末教室を日本国内や海外からのゲスト(生徒さん)にお出で頂いて、シルバージュエリーの手作りして、持ち帰って頂くのが趣旨です。

以前より週末に体験型・手作りの体験を行ってきましたが、

現在は、じゃらんnet 、 Air bnb の2社様より来られるゲストの旅先のイベントととして

週末の教室を掲載されています。

ワークショップの開催時間は、午前、午後共にに2時間~2時間半、3時間~3時間半程です。

内容詳細は多少異なっています。

工房に通っていただける距離の生徒さんに対しては、作った作品をお持ち帰りになれる場合と、後で私が仕上げてお渡しすることがあります。

または、遠方からの来られる場合には、送ることもあります。

ですが、できればお持ち帰りになりたいものですし、海外から来られるゲストの方々には、必ずお持ち帰りいただけるように時間内に作り上げなければいけません。

その為、再作可能なサンプルがあると初心者にとっては分かりやすいので、

その時間に製作出来るかを確認しながらサンプルを作りをしていました。

(写真は教室用サンプルです。)

その中で,私はデザインする手作り職人?だからかも知れませんが、以下に気づきました。

●時間に制限があると、クラフトマンシップに火が付いて、絶対に終わらせるモードになれるという事でした。

勿論、教室ですので私一人で作るのではないですから、生徒さん自身の作業にも満足感が無いといけません。

また、直ぐに作業できる事と、時間を掛けないとできない工程が多くあります。

それが私にとっては、難しい兼ね合いでもあり、経験の出しどころです。

また、一度限りのパフォーマンスで完成する楽しさでもあります。

●作業を通して、ディテールからデザインが生まれることが多いという事でした。

オリジナルの場合、一般的には最初にテーマを決め、それに沿ってデザインを考えます。

その後、デザインに合うパーツや表面のテクスチャーなどの詳細を検討するものだと思いますが、

私の場合はですが、

工程、手順が逆になることも多くある事に気づきました。

例えば、表面のテクスチャーが面白いものを作ったり、見たりします。

その後、そのテクスチャーを生かす全体を思い付いて作り始めます。

途中は変更もありますが、手を動かしながら考えます。

そして、その方がテクスチャーが生かされるいいデザインにように思います。

それが、このところの発見でした。

 

 

 

 

 

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スリランカで初ゴルフ!

先日スリランカでご一緒した空手のエキスパートの奥さんから電話があり

スリランカで初ゴルフしたことを想い出してしまいました。

約10年前の想い出話となりますが、

私の尊敬する空手エキスパート香川さんの奥さま(Sさん)に誘われ、コロンボでゴルフデビューしました。

Sさんはゴルフクラブの年間会員になり、ほとんど毎日早朝にゴルフを楽しまれていました。

Sさんはゴルフが大好きで、かなりの腕前。

ある日曜日、朝川さんもゴルフやってみない?と誘っていただきました。

日本と違ってコース料は安く、特に会員さんの連れという事で日本円で1500円程度でゴルフコース(ハーフ?)を楽しむことができました。(今は違うかも知れませんが。)

何といっても初めて誘われたので、ゴルフ場には打ちっぱなし練習場が付属していましたが

その練習をせずに、いきなりコースに出ました。

後に、ゴルフをされるJICAメンバーに、「練習しないでコースに出るなんて、ゴルフをなめてもらっては困るわね。」と言われましたが、練習してからコースに出るものだという事さえ知らない素人でしたので、1回目は練習なしでした。。

コースの方が気持ちいいので、練習は2回目も申し訳程度、10球位で終わりました。

何も知らないでクラブを振るので、最初は空振りもしましたが、

緊張もなく、楽しいばかりでした。

「朝川さん素直なんやなぁ~。まっすぐに、ボールが飛んでる。」と、Sさんの評価でした。

そのうえ、スコアも初めてにしては良かったようです。

2回目のコースは欲が出て、肩に力が入った為か、ボールはまっすぐに飛ばなくなりました。

池ポチャしたり、バンカーに引っかかったり。。

びっくりしたのは、池にボールが落ちると、どこからか男の人が来て池に飛び込み、

ボールを拾っては持って来て、20ルピー(20円程)を請求するのです。

誰が拾うかというと、ゴルフ場には周囲の柵を超えてスリランカ人が入り込んでいました。

行方不明になったボールを拾ったり、池のボールを拾ってお金に換えていました。

必ず拾う人は池に飛び込むのですが、多分、半分は予め拾っておいたボールで対処していたんだろうなと思います。

その後、ゴルフと聞くと、この池ポチャ・拾いの様子を時々思い出しては可笑しくて仕方ありません。

油断するとゴルフクラブも彼らが持って行ってしまうとのことでした。

今は、ゴルフ場のガードがしっかりして、コース内に入れないかもしれませんが。。

そのゴルフ場には、プロ・ゴルファーになりたい日本の若者がゴルフ留学していました。

その頃は物価が安く、コロンボには色々なレストランがあったので、暮らし易かったです。

日本より格段に安い料金で練習できる為、練習量が多く要るプロ・ゴルファーの卵はコーチも付けて早朝から練習していました。

そんな私のゴルフ・デビューでしたが、自然の中でのスポーツは気持ちが良くて、

ボールを打つ集中の一瞬は、凄く楽しいと知りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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