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ピッタリのリングサイズの決め方

リングサイズを確認する際は、工房か宝石店に置かれているサイズリングをはめ、決めますね。

まず、サイズリングを指にはめて、グーに指を握り、リングをはめた指が痛くない事。

次に、指を下向きにして軽く指を振った時に、はめたリングが外れ落ちない事に

注意してサイズを測ります。

オーダーするリングの幅やデザインによって0.5番~1番程はめた感覚が違ってきます。

例えば同じ平内リングで5mm幅と1㎝幅では、同じ指にはめた場合でも感覚が1番ほど違うことがあります。

また、幅が広いリングでも、指に当たるリングの内側(トップの裏側)が大きくえぐられている場合は

その部分が指に当たらないので、幅の細いリングと同じサイズでもきつさは感じません。

それは、リングの内側の面積がどのくらい指に触れているかで変わるからです。

同じ平内リングでも、リングの側面から内側にかけて少し、角が取れていると装着がスムーズですし、着けた時の圧迫感が違います。

その内側の角が少し丸みを取ってあるリングや、更に内甲丸のように内側が大きく丸くなっているものは、番数が大きく感じるはずです。

 

リングの内側

そのように全体的なリングのデザインによってもリングをはめた時の感覚は違いますので

サイズ直しや、オーダーの場合は、まずそのことを踏まえた上で、一般サイズ用または幅広の平内用サイズリングかのどちらが注文されるデザインに近いかを確認されて測って下さい。

もしできれば、自分の着けているデザインを店頭に持って行き、そのサイズも一緒に確認し、お店の方に相談されるのもよいかと思います。

サイズは、1サイズ以下の微調整も可能ですので、ご相談下さい。

 

 

 

 

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デザインはディテールに宿る

「デザインはディテールに宿る」という言葉は、スリランカに居る時に

デザインのワークショップが行われた際、イギリスのデザイン講師から聞いた言葉です。

ディテールはそれだけ重要で、詳細な表現は、全体に影響するという事で、

「詳細まで思い浮かべてデザインしなさい」という事でした。

その言葉を「本当にそうだなぁ!」。。と感じ入ったことがあったのでお伝えします。

最近、私の教室は旅とのコラボを始めました。

このところ、教室に来られる生徒さん用にサンプル作りをしているのですが、

旅先の遊びやイベントとしてCOLON の週末教室を日本国内や海外からのゲスト(生徒さん)にお出で頂いて、シルバージュエリーの手作りして、持ち帰って頂くのが趣旨です。

以前より週末に体験型・手作りの体験を行ってきましたが、

現在は、じゃらんnet 、 Air bnb の2社様より来られるゲストの旅先のイベントととして

週末の教室を掲載されています。

ワークショップの開催時間は、午前、午後共にに2時間~2時間半、3時間~3時間半程です。

内容詳細は多少異なっています。

工房に通っていただける距離の生徒さんに対しては、作った作品をお持ち帰りになれる場合と、後で私が仕上げてお渡しすることがあります。

または、遠方からの来られる場合には、送ることもあります。

ですが、できればお持ち帰りになりたいものですし、海外から来られるゲストの方々には、必ずお持ち帰りいただけるように時間内に作り上げなければいけません。

その為、再作可能なサンプルがあると初心者にとっては分かりやすいので、

その時間に製作出来るかを確認しながらサンプルを作りをしていました。

(写真は教室用サンプルです。)

その中で,私はデザインする手作り職人?だからかも知れませんが、以下に気づきました。

●時間に制限があると、クラフトマンシップに火が付いて、絶対に終わらせるモードになれるという事でした。

勿論、教室ですので私一人で作るのではないですから、生徒さん自身の作業にも満足感が無いといけません。

また、直ぐに作業できる事と、時間を掛けないとできない工程が多くあります。

それが私にとっては、難しい兼ね合いでもあり、経験の出しどころです。

また、一度限りのパフォーマンスで完成する楽しさでもあります。

●作業を通して、ディテールからデザインが生まれることが多いという事でした。

オリジナルの場合、一般的には最初にテーマを決め、それに沿ってデザインを考えます。

その後、デザインに合うパーツや表面のテクスチャーなどの詳細を検討するものだと思いますが、

私の場合はですが、

工程、手順が逆になることも多くある事に気づきました。

例えば、表面のテクスチャーが面白いものを作ったり、見たりします。

その後、そのテクスチャーを生かす全体を思い付いて作り始めます。

途中は変更もありますが、手を動かしながら考えます。

そして、その方がテクスチャーが生かされるいいデザインにように思います。

それが、このところの発見でした。

 

 

 

 

 

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スリランカで初ゴルフ!

先日スリランカでご一緒した空手のエキスパートの奥さんから電話があり

スリランカで初ゴルフしたことを想い出してしまいました。

約10年前の想い出話となりますが、

私の尊敬する空手エキスパート香川さんの奥さま(Sさん)に誘われ、コロンボでゴルフデビューしました。

Sさんはゴルフクラブの年間会員になり、ほとんど毎日早朝にゴルフを楽しまれていました。

Sさんはゴルフが大好きで、かなりの腕前。

ある日曜日、朝川さんもゴルフやってみない?と誘っていただきました。

日本と違ってコース料は安く、特に会員さんの連れという事で日本円で1500円程度でゴルフコース(ハーフ?)を楽しむことができました。(今は違うかも知れませんが。)

何といっても初めて誘われたので、ゴルフ場には打ちっぱなし練習場が付属していましたが

その練習をせずに、いきなりコースに出ました。

後に、ゴルフをされるJICAメンバーに、「練習しないでコースに出るなんて、ゴルフをなめてもらっては困るわね。」と言われましたが、練習してからコースに出るものだという事さえ知らない素人でしたので、1回目は練習なしでした。。

コースの方が気持ちいいので、練習は2回目も申し訳程度、10球位で終わりました。

何も知らないでクラブを振るので、最初は空振りもしましたが、

緊張もなく、楽しいばかりでした。

「朝川さん素直なんやなぁ~。まっすぐに、ボールが飛んでる。」と、Sさんの評価でした。

そのうえ、スコアも初めてにしては良かったようです。

2回目のコースは欲が出て、肩に力が入った為か、ボールはまっすぐに飛ばなくなりました。

池ポチャしたり、バンカーに引っかかったり。。

びっくりしたのは、池にボールが落ちると、どこからか男の人が来て池に飛び込み、

ボールを拾っては持って来て、20ルピー(20円程)を請求するのです。

誰が拾うかというと、ゴルフ場には周囲の柵を超えてスリランカ人が入り込んでいました。

行方不明になったボールを拾ったり、池のボールを拾ってお金に換えていました。

必ず拾う人は池に飛び込むのですが、多分、半分は予め拾っておいたボールで対処していたんだろうなと思います。

その後、ゴルフと聞くと、この池ポチャ・拾いの様子を時々思い出しては可笑しくて仕方ありません。

油断するとゴルフクラブも彼らが持って行ってしまうとのことでした。

今は、ゴルフ場のガードがしっかりして、コース内に入れないかもしれませんが。。

そのゴルフ場には、プロ・ゴルファーになりたい日本の若者がゴルフ留学していました。

その頃は物価が安く、コロンボには色々なレストランがあったので、暮らし易かったです。

日本より格段に安い料金で練習できる為、練習量が多く要るプロ・ゴルファーの卵はコーチも付けて早朝から練習していました。

そんな私のゴルフ・デビューでしたが、自然の中でのスポーツは気持ちが良くて、

ボールを打つ集中の一瞬は、凄く楽しいと知りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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作業机

以前お話したことがありますが、工房には3タイプの作業台が有ります。

その1つは、建築現場などで使われている単管を組み立て、細工机のテーブルを留め、

テーブル面の高さを変えて使っています。

教室用ですので、テーブルの位置をそれぞれの生徒さんの座高に合わせ調節して使っています。

長岡に居る頃に、建築士とデザイナー仲間からイベント用に設計して貰い、パーツを用意してもらった優れものです。

これは組み合わせ自由で、何台でも連結できます。

作業机(細工台)は、やすり掛けをする際に机自体が動かないように、一般的には重くできています。

写真のように、やすり掛けをする際に、その削り粉が下に落ちるので、それを受けるトレーが一段下に必要です。一般的にはテーブルの下にトレーを置くことのできる大きな引き出しが、テーブルより一段下に付いています。

また、上下に糸鋸を引くために、上下に充分なスペースが必要です。

作業をし易くするために、スリ板が固定されたテーブル面の中央が半円に切り取られたデザインになっています。

サイドには、工具を収納する引き出しもついているので横幅も広くできています。

ロウ付け用の工具をセットし、バーナーも使いますので奥行きも深く作られています。

ここの工房を作った際に、以前から使っていた幅広の作業机を移動させましたが、

玄関や階段の幅よりも机の幅が広い為、宙に吊るし上げて2階の窓から運び入れました。

それと比較すると、単管机の良さは、組み立て自由な事と必要のない時は分解して運べる便利さにあります。

好みと単管が似合う部屋であればですが。。

また、単管とキャップに色塗りをして部屋に合わせることもできます。

数日前に単管机を2名から4名用に増やしました。

私は、大変気に入って重宝しています。よく考えられています。

市販の学習机をリメイクして使っている職人さんも居ます。

また、広さが取れない部屋には、壁面に作り付けのテーブルもいいと思います。

机は、毎日使うものですから作業し易く、それぞれに合う工夫が必要ですね。

 

 

 

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椅子のリング

東京・御徒町で仕事をして居た頃、石留を近くの工房(石留屋さん)にお願いしていました。

私は、メレーダイヤの堀留や中石の留めをお願いしていましたが、

そこは、腕のいい石留屋さんなので、個人業者さんが多く出入りされていました。

たまたまそこで何度かお会いした方のリングが今でも印象深く、素敵に想い出されます。

その方は個人でデザイン・制作されていたのですが、石留屋さんでの待ち時間がいつも重なり

石留後の作品を見せて下さったのです。

主にリングでしたが、必ずデザインされた椅子にメインの石が座ったデザインでした。

かなりユニークなデザインでしたが、それだけではなく洗練されていました。

想像するのは難しいかと思いますが、残念ながら写真はありません。

その椅子は、石と合うようにデザインされていて、本当に素敵と思う作品でした。

私もデザインの詳細を覚えているわけではありませんが、とにかくお洒落でした。

その頃の私は、個人のデザイナーさんから依頼された作りの仕事や、大手のブランド品の原型などを作っていましたので、その時代の最新のデザインやユニークな一品ものを多く見る機会がありました。

沢山、個性的なデザインを見た中でも強く印象に残っているのが「椅子に腰かける宝石リング」でした。

その方はどうされているでしょう? 今も作られているかしら?

できれば、今、その椅子リングをもう一度見たいものです。

依頼された作品、原形はどれも、デザイナーの渾身の作なので、作る上での注文も多く、作り手としても知恵とセンスが必要でしたが、その分勉強になり、遣り甲斐がありました。

私は、会社に勤めているころからユニークな作品を作るのが好きだったので、奇抜な新作をよく担当していました。また、どんなデザイン画からも意図を読み取って作るようにしていました。時には、どう考えても、無理。。デザイン画で、このラインはここには繫がらないでしょう?という絵もありましたが、そういう場合は、どこにポイントを置いているのか?イメージは?どう形作って欲しいのか?何度も打ち合わせをし、模型で確認を取ったりしました。

今思うと、色々な会社のデザイナーと打ち合わせができ、バラエティーのあるデザインが作れたのは個人業者だったからだと思いますし、作り手としては恵まれた環境に居ました。

この間、インスタグラムの広告だったかと思いますが、石使いが洒落たリングを何点か見ました。なんだか懐かしさを感じました。石の大きさや今人気のある石は変わってきていますが、懐かしく感じたのは、リバイバル?または、基本の形が変わっていないせいなのか?

今は、私の記憶にあるようなユニークでデザイン性が高くて、少し軽めの印象にしたもの(少しシンプルに、大きさ重さも控えめ)が受け入れられるのかもしれないなぁ。。と感じました。

いずれにしても、日常使いでデザインを楽しむのは、いい傾向ですね。

 

 

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工房・周辺・片付け

昨日は、大型台風前の良いお天気だったので、急遽、庭の作業をしました。

ずっと気になっていた工房周辺の植木の片づけ、剪定、植え替えをしました。

来られたお客様、自分自身が気持ちよく過ごすために始めたガーデニングですが

雑草も植木もどんどん育ち、つるバラなどもマメな手入れが必要です。

植物の剪定やバラの管理は、次のシーズンを予測して(夢見て)、現時点の作業をすると言われています。

工房は、

2012年にインドネシアから帰り、物置として使っていた小屋を手作り改装しました。

小屋の周りを何日も歩き回り、どんなふうに改装しようかと考えました。

近所の人は何をぐるぐると歩き回っていることかと不思議だったようです。

玄関の位置、窓の位置、工房周りのイメージを決め作業に取り掛かりました。

改装は、父が建築士の資格を持っていましたので、お願いしました。

当時、父は病を押して作業してくれました。

設計は、トラス・小屋組みを生かし、吉田松陰の剣道場を真似て私が設計しました。

内・外装のペンキ塗りも自分で行いました。

ジュエリーの制作は、1日の長い時間、作業台に向かいますので,十分な明るさで作業できるよう作業台を置き、

仕上げは、羽布や洗うためのシンクを横に配置して作業の流れを考えました。

工房の周辺は、つるバラや季節の花は、来られたお客様に気分よく足を運んでいただけたらと考え植えました。

その頃の計画を想うと、時々雑草に負けて、恥ずかしい状態になります。

1日中、細かいものを見て作業をしたり、インターネットを覘く時間も多くなりました。

1日1回でも土に触るのは、体の静電気を逃がし、気分転換にもなるので、体にいいそうです。

お世話になっている整体師さんが教えてくれました。

体力が落ちたと感じているので、

このところ、速やかな仕事開始と効率的に進める工夫をしています。

まず、ものを探したり迷う時間を極力少なくするために工房内外を片付けています。

必要のないものを見つけて捨てるというよりは、必要なものの為に要らないものを整理する感じです。

それから、細工作業はなるべく午前中に集中するようにしています。

12月、来春には展示会の予定がありますので、楽しさも取り入れ、仕事、ガーデニング共に効率よく、気持ちのいい空間を心掛けています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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真珠のお手入れ法

涼しくなりイベントに着けて行きたいと仰って、お持ちのパールを持ってこられる方が多くなりました。

6月の誕生石がパールという事もあり、ご結婚ブライドとゲスト用、入・卒業式など、春がパールの季節というイメージがありますが、秋に入り、クラスップが壊れてしまったり、糸が切れたパールネックレスの修理が多くなっています。

夏は、首回りの汗が気になリ、冠婚葬祭以外にパールネックレスを付けるのが億劫になりがちですが、涼しくなると気兼ねなく着ける事ができます。

パールは汗や酸に弱いので、使用時パールに汗が付いた時には、まず柔らかい布かティシュペーパで乾拭きしてください。

その後、ティッシュペーパーに純度の高い消毒用エタノールを浸け、クラスップも含め軽く全体を拭いてください。

*パールネックレス  *お手入れ用アルコール。。。小ボトルもあります!

ですが、イミテーションのパールに関しては、アルコールで拭いた場合に白く変色することがありますのでご注意ください! 素材によっては、表面が剥がれてしまうこともあります。

イミテーションには、プラスティック、ビニールコーティングなどが施されたもの、コットンパールなど、異素材を使って海洋・淡水真珠のように見せたものがあります。

水にも弱い素材がありますので、それらは乾拭きにとどめてください。

真珠は,海で育った海水真珠と池や川などの淡水で育った淡水真珠がありますが

今のイミテーションは、本真珠に似せるために、天然や養殖真珠に見られるようなエクボと呼ばれる窪み凹や突起凸を表面にわざと作っているものもあります。

一見、クオリティーの低い養殖真珠と区別がつきにくいです。

また、‘’真珠は持ち主と一緒に歳を取る”といいます。

管理状態に寄りますが、少しづつ照りや色が褪せていきますので、汗などが付いた時には、是非拭き取りを忘れずに行ってください。

また、パールを身に着けてから香水を使うことも気を付けてください。

パヒュームなどの香料やお化粧品の成分がパールに付くことでパールが変色することがあります。

代々、親から受け継いだパールを着ける、アンティークなパールを着けこなすのも素敵です。

長く使えるように、お手入れはお忘れなく!!

 

 

 

 

 

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教えて教わる❣

ニューヨークに短期間だけ住んだことがあります。

その時、こんなマグネットを買って来ていました。

最近は、新たな生徒さんがいらっしゃるようになったお陰で

自分が彫金教室で教わって居た頃や、会社で仕事を覚え始めた頃を思い出します。

週末の教室は、時間が短いですが、一期一会、出来るだけ作ることを楽しんでいただけたらと思います。

教室で「最近物作りに興味が出てきたんです。」とか

「私は、不器用なんですが作れるでしょうか?」などと生徒さんに訊かれると

初々しさを感じます。

そういえば、私も器用ではないです。。

若いころ、自分は器用じゃないけど大丈夫だろうか?とか

この仕事でいいのだろうか?などと考え込むことが無かったのです。

その後、思わぬことが起きたり、凄く器用な人を見たり、才能あるユニークな人に会ったり、

仕事の大変さを知って、後には悩んだり考えたりはありましたが、、

最初は、ジュエリーを作ることが楽しくて好きで、それで一杯だったので

不安を感じる隙間が無かったのだと思います。

私が会社で細工の仕事を教わり始めた頃は、

会社が人を育てる豊かな時代だったように思います。

職人さんたちは、人と接するのが下手だったり、

一見は頑固で堅物な人が多かったですが、心根の優しい人ばかりでした。

仕事、作業優先につき、学校で教わるようなカリキュラムは無いので、狭く深く教わりました。

基礎を教わった後は実践でやすり作業やパーツなどを作り、分からない箇所を訊いて習得でした。

「作業は盗んで(見て)覚えろ!」と言われましたが、最終的には作業を傍らで見させて貰いましたので、仕事中、先輩たちは大変だったことでしょう。

工場内には各部署がありましたので、厳しい躾と優しい指導の下、大勢の上司の仕事を見ることができて本当に良かったです。

その後、工場内では未だWAXから原型を作る人が少なかったので、デザイナーからの新作をWAXで作る仕事が多くなりました。

スリランカやインドネシアでジュエリーを指導する経験をしました。

その時は精いっぱいだったので分かっていませんでしたが、

教えていたつもりが教わっていたことにじわじわと気づきます。

教える前には一度自分の知識を整理して考え、調べますので、学び直しになります。

学生に伝えて、質問を受けて、クリアになる事も多く

行動や作業を試みて、新たな発見もありました。

当初スリランカには、職業カーストが残っていて、

手を汚す作業や土を触ることは嫌われていたので、

ジュエリーや、セラミックスを大学で教わること自体が低く評価されていました。

そういう身近な社会風潮を少しづつ変えたいと思い、

「学生たちは,大学でデザイン性を持って、こんなものを自ら作っています!」と広く周囲に知って貰うようにしました。

定期的に校外のスペースを借りて展示会を行い、社会的な評価を少しづつ上げるようにしました。

学生たちは、最初戸惑っていましたが、年々、積極的な広報を行うようになり驚かされました。

また、回を重ねるたび、堂々としていく学生たちが誇らしく思えました。

さらには、海外に留学して学ぶ学生も現れ、嬉しく励まされもしました。

教えていたつもりが、いつの間にか教わっていたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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真珠について - 成り立ち・選別 ①

18歳から26歳まで、田崎真珠株式会社に居ました。

3年ほど、赤坂・溜池ビルで真珠を沢山見ることができました。

そこまで遡って思い出すことはなかなか無いのですが、

ここのところパールの糸替え依頼が多いので、思い出した事やパールについて書きます。

一番初めの私の仕事は、パールの選別や 連組(れんぐみ)作業でした。

連組というのは、大体の大きさを揃えた沢山のパールの中から、厳密に大きさや色を合わせていく作業です。

私の仕事は、4分の1mmサイズごとに分けられたケースに入った沢山のアコヤ真珠を連台に乗せ

大きさを更に整え、近い色目・品質のパールをネックレスに使用する長さ分選び出したり、

例えばパールをブローチにセットする場合は、セットする個数分を色目合わせをしていました。

パールは、ご存知のように球体やバロック(変形)ですが、ネックレスでしたら糸を通す穴が貫通(両穴)していますから、色合わせは、その穴に対してパールの側面で色を合わせます。

リングやタイピンなどに付ける場合は、穴(片穴)に対して頭で色合わせをします。

パールは側面と頭(トップ)部分では微妙に色が違います。

1つ1つのパールの一番綺麗な顔が表に出るようにしています。

連組や表になる面を決めた後、それに合わせて穴あけをする場合もあります。

デザインによって穴の位置が決められないものもありますから、その場合は無穴パールも保管されます。

それらの向きも合わせて、色、品質を揃える必要があります。

連組は、北側の窓に向かって作業をします。

それは、北側から射す太陽光が一番安定しているので、色が見え易い為です。

選別作業をして居た頃は、私はデザイナーになりたくてしょうがない時だったので

正直なところ、毎日パールだけを見ているのは嫌でした。

ですが、今は一日中パールを見ていても飽きません。

その貴重な経験のお陰で、パールの品質が分かるようになり、私の財産になっています。

パールは御木本幸吉氏(ミキモト)が養殖真珠を確立しました。

2枚貝であれば、貝内でパールができる可能性があります。

天然パールは、たまたま母貝内の一部に入り込んだ虫や砂などの異物を

貝が排出したくてもできななくて。。?

どうしてパールが作られるかというと、コンキオリンという物質を体内から出してその異物を包み込む作用からです。それが数年でパール層になります。

層が作られる為、光が虹色に見え、独特のパールの色味になる訳です。

養殖パールは、天然パールの虫や砂の代わりに人工的に作った核を母貝に挿入して作られます。

核が無く作られるパールもあります。

天然パールは、偶然の異物侵入と管理されていない大自然、海で作り上げられるので大変希少です。

養殖真珠も、現在は海の温度や潮のコンデションが変化しているので、真珠貝の健康管理は大変なことです。

そんな自然からの贈り物&養殖作業者さんの苦労の賜物なので、一粒一粒が違い美しいのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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花を飾ろう!

いつ頃からか、できる限り仕事場には花を飾っています。

理由は、来られたお客様に気分よく居ていただくためと、自分が植物の元気、生気に励ませれるからです。

ここでは、家の庭にある花や、近くで自生している草花が多いです。

ジュエリーを着けるお洒落感は、少し日常の気分を上げるところかな?と思うので。

作る時も、気分を高めて進まないといけません。

ジュエリーは、製作途中、完成前は、女性的なイメージはなく、作業や工房にある工具はかなりのハード系です。

そのうえ、私の机の上は集中すればするほど、細かなパーツが散らかっていき、、

美しさや柔らかさを足したほうがいいのです。

今年のように猛暑が続くと、切り花は2日位でぐったりしてしまいますね。

都会に住んでいる頃は、植木を買ってもすぐに枯らしてしまいましたが

最近は植物によって住みよい環境が違うことも実感し、

以前よりは、それぞれに合った場所に置いてあげることができるようになりました。

せっかく自然豊かな場所に居るのですから共存できたらいいですね。

それから、葉っぱや花は焦点を変えたり拡大してみ見ると不思議な形をしています。

そんなキュートな植物たちをジュエリーのモチーフにもしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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