月別アーカイブ: 2017年12月

修理可能なポイントは?

最近は、ジュエリー、アクセサリー共に色々な素材が使われていますので、直接品物を拝見して修理ができるか判断しています。

確認のポイントは、

1. 製品に打ってある金性の確認(pt900,K18,silver925など)

2. メッキがかけられているか、いないか。またはメッキの種類。

3. 石が留まっているかどうか?(石の種類、石留めの仕方)

などがあります。

1.金性の確認は

ロウ付け作業が要る修理には確認が必要になります。例えば、サージカル・ステンレスなどは、ロウ付けでは接続できません。溶接装置と技術が必要になります。また、溶接の中でも、素材によって溶接方法が違います。また、金性によって、貴金属でもロウ材、ロウ付け方法、仕上げが違います。

2.メッキは

種類が、何種類かありますが、ニッケルメッキが掛けられたものは作業が出来ないか、時間を要する場合があります。

また、メッキをかけ直せるかどうかも、石の種類、留め方が関わります。

3.石の種類、留め方は

上記の、修理後にメッキが掛けられるかに関係しています。

石を付けたままメッキにかけられる製品かどうか、枠から外すことが出来るかどうかをみます。

また、石が修理に耐えられるかどうか。。硬度や劈開性があるかどうか、熱に極端に弱いもの、酸に弱いもの、振動に弱い石も壊れるリスクが大きいのです。

他には、仕上げの摩擦で切れてしまうような細いチェーンや、厚さが無く変形してしまうような金属は、修理ができない場合があります。

修理で一番多いのは、ネックレスの留め金が壊れたり、無くなり、付け直すものです。

それは、引き輪など金具の中にバネが組み込まれたパーツに熱を加えると、バネが効かなくなる為、チェーンと引き輪を繋ぐ丸カンをロウ付け出来ないか、リスクがあるので行わないかに因ります。その為、使ううちに、カンが開き金具が落ちてしまうのです。

そんな時は、引き輪を繋ぐ前に、丸カンをロウ付けするか、少し太めで強度のあるカンで対応する場合もあります。

修理やリフォームは、お客様の預かりものに出来るだけリスク無く作業しなければいけないので、その確認ポイントを挙げましたが、一度お持ち頂き、見させて下さい。こちらで確認いたします。

簡単に使えるようになったり、新品同様に蘇ることが多くあります。

修理についてのご質問は以下へどうぞ ❣❣❣

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この人凄い!− つづき

スリランカ時、朝川は香川さんの奥さんからダイエットの為に型(形?)を教わるように勧められまして、師範から直伝にて教わりました。

何事も、見るのとやるのは大違いで、週1回、約30分ゆっくり香川さんの動きを真似するだけで精いっぱい、汗びっしょりでした。シーズンによってはコロンボの湿度は90パーセント近くありますから、じっとしていても汗だくでしたが、運動時はなおさらです。

そんな練習を2週行い、なんとなく動きが分かってきて、次の動きがスムーズにできるようになり、突きのポーズや祓いのポーズにも力が入りました。(少しだけ早く動かせるようになった程度ですが)

。。そんな3回目の練習日、今までより香川さんの動きについていけるようになり、快調な滑り出しでしたが、段々息苦しくなり、脳貧血を起こしてしまいました。ということで、全くの3日坊主で破門にして頂きましたので、空手に関しては何も語れません。

先日、どうされているかと思い You Tube で香川さんの指導風景を拝見しました。小さな子供達への指導も大人に対してと同じ真剣さ、口調で、香川さんらしさが充満でした。別のサイトでは、香川さんの爪の垢を貰いたかったと書いてありました。空手をされている人にとって、カリスマ的な師範なんだなぁとあらためて知りました。

スリランカで一度だけ、香川さんの模範演武を見る機会がありました。教え子のメンバーの型は、日本で表彰されていて、美しく、キレのある動きでしたが、

師範の演武は、誰の型より力強く重さを感じました。体幹と力が、演武しているような安定感でした。

香川さんが優勝した空手界の伝説試合があるそうです。

その試合数日前のエピソードをよく聞かされました。

空手のシュミレーションと、緊張が高まっていたので、少し気持ちをリラックスさせる為に、映画を観に行かれたそうです。スパイが、天井から釣り下がって宝石を盗み出すシーンがあり、宝石に手が掛かった瞬間に、あっ。危ない!と反射的に前の空座席にツキをしてしまい、事情説明となったそうです。

普段、香川さんは穏やかで、誰に対しても偉ぶらない方なんですが、空手では、近寄りがたい集中力、凄味、凄さ一杯なのです。

へなちょこの私が言うことではないですね。

空手にリンクして、弟子に叱られるといけないので、師範の話はこれで おわります。

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ブラック

絵画が好きで10代〜20代は週末に美大受験生が通うデッサン, 絵画教室に通っていました。

そこでの経験は、私のものの見方や考え方に影響しているので後に色々書きたいと思います。

そんな事から、20代〜30代には多く美術館に行きました。

一番好きな画家はジョルジュ.ブラック。

なかでも、なぜか、楽器をモチーフにした絵が大好きなのですが、

ポンピドゥセンターで初めてブラックのグランドピアノを描いた絵を見た時、Jazzyな感じと黒色配分が素晴らしい!と感激して、その絵の前に30分立ち尽くしてしまいました。

その直後、また観たいと、3回その場に戻って長く見とれてしまい、さすがにギャラリーの警備員に呆れ顔をされました。

でも、そのくらい心象に一致するというか、いつまでも観ていたい絵でした。

マチスやシャガールの絵も展示されていて、本でしか観たことのない有名なものばかりでした。

マチスのJazzは、テーマの通りで素敵でした。ピカソの花の絵は優しいし、人はすごいと思います。

でも、やっぱりブラックなんですね。

ブラックが好きと言っても、私もです!という人になかなか出会わなかったのですが、

一度だけ美大の教授にブラックが好きなのは見る目があると褒められたことがあります。キュビスムでは、ピカソよりブラックだともいわれてるらしいです。

どうぞ、機会があったら、ブラックのギターのある風景やオルガン、楽器の含まれる絵を見てください。

シビれますよ!

2+

この人凄い!- その2

JICA シニア海外ボランティアとして海外に

派遣された期間の特典の一つですが、

自分の仕事や生活圏の中ではまず出逢えない

であろう方に会える事があります。

スポーツマン、理学療法士、音楽隊員、各種

先生、様々なエキスパートに会うことが

できます。

なかでも、最初のスリランカ期間に、空手の

師範、香川政義氏にお会いして、その後

奥さんとも親しくお付き合いさせて頂いたの

は楽しく、ラッキーでした。

その時、香川さんはスリランカのナショナル

チームを育てるために私費でコロンボに

居られました。

最初に仲間が小さな日本レストランでお会い

して「凄い人がいたよ!」と言って紹介して

くれました。

その後は、時々お宅にお邪魔してご飯を

ご馳走になったり、愛犬のブルとも親しく

なりました。

香川さんは、真っ直ぐで 凄く面白い人

なので、エピソードが尽きません。

まず、全てを日本語で指導されていたので、

ナショナルチームのメンバーは、

凄いスピードで日本語を理解していました。

練習時には号令をかけるので、数字は

直ぐに覚え、挨拶や返事は、「オッス!」

でした。

「オッス」が、「押忍」で、武道の心得だと

初めて知りました。

空手の試合は初めて見ましたが、

動きが、目にも止まらぬ速さでした。

「型」は、何とも美しく大好きになりました。

メンバーは、練習と試合前に いつも師範から

「死ぬ気でやれ!」と言われているので、

「組み手」の直前、選手は口々に

「わたし、死ぬ気!わたし死ぬ気!」

と呪文のように呟き、気合を入れていました。

私は、可笑しくてしょうがなかったですが、

メンバーは香川さんに叱られると何より

堪えていました。

ある日、香川さんの奥さんから電話があり、

パニックでした。

香川さんが、バスから振り落とされ

脚をそのバスに引かれたのです。

スリランカのバスや列車は超満員のことが

多く、ドアを開けたまま走るのです。

落ちた時、周りにいた若者が駆け寄り、

救急車を呼ぶかと思いきや、「一緒に病院に

行こう!」と支えられながら歩いて行った

そうなのです。

やっとたどり着いた病院で、「この人、バス

に引かれたんです。診てください!」と

言っているのに、ドクターは

「傷もなく、そんなはずはない。」と取り合

ってくれないので、、

「シャラップ !と怒鳴ってやった。

そしたら、やっと診てくれたよ!」と、

香川さん。

「香川さん、どうしてシャラップなんです

か? シャラップは、うるさい人に言う言葉

ですよ。」と言うと、

「洋画なんかで、怒る時は、シャラップって

言うとるからやな。。」と照れ笑い。。

事故後、5日程、ふくらはぎの筋肉が

ちぎれるように傷んだそうですが、

骨折、外傷もなく、自宅療養後 間もなく

トレーニングを開始されました。

人並み外れた肉体、精神力の持ち主なのです。

。。。そして、いつも真剣なので

誰からも愛される方なんです。

。。

でも、少しご免なさい!香川さん。

次回は、師範の超カッコいい話を書きます❣️

つづく

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