月別アーカイブ: 2018年2月

ただいま〜!レイクサイドする毎日

4年間を過ごしたCOLOMBO郊外のモラトゥア・キャンパス。

中でもほとんどの時間を過ごしたレイクサイドと呼ばれる実習室のある川のほとり。

実際は川なのですが、なぜかレイクサイドです。

その場所に行くと、ただいま〜!と言いたくなるほど自分の居場所になっていました。

(キャンパスのゲート)

(Lakeside)実習室は手前の青いドア

実習

小さな実習室の屋根には、野生の猿が遊びに来て、私が一人で仕事準備をしているときなど、からかうように家族で屋根の上で遊んで、屋根が壊れるかという音がしていました。

「うるさ〜い!!」と叫ぶと、更に別の家族が遊びに来て、からかわれる始末。

教室を出ると、カバラヤと呼ばれる2mものオオトカゲがゆっくり歩いていて、びっくり!

このオオトカゲのしっぽは牛をも締め付けて殺すほどの破壊力があるから気を付けて。。と言われても。。木の上には見たこともないような毒蛇も。。

キャンパス内には、タマリンドの大きな木やマンゴの木、カシューナッツ、ジャックフルーツの木、それに何といっても楽しみだったアセロラフルーツの木など、充実した果物のラインナップ。

写真(ジャンブー・キングココナッツ・パパイヤ)

カシューナッツは実の下にある殻の中にできます。実は熟すと少し苦く甘ーいジュースが採れます。

アセロラフルーツが熟すと、木登りの上手な男子学生が赤くて酸っぱい実を山のように採って来てくれました。それをジャムにしたり、リキュールにして、学生たちと食べたり、放課後に内緒で飲んだりしました。お酒を飲んでも良い年頃ですが、お酒は人を惑わすというので、あまり飲む習慣が無いもので。。わざわざこっそりと。

お昼には30円〜50円ほどのランチパケットを買い、指にしみるほど辛い干し魚のカレーを食べるのが好きでした。

学生たちは、1つのランチパケットを友達とシェアーしてたわいもない話をしながら楽しそうな食事でした。

時には、田舎のお母さん手作りのバナナの皮に包んだランチを頂くと、

(バナナの葉と花)

赤米、キノコやマンゴーのカレーが入っていて、なんとも幸せな味がしました。

(学生達とカレーを作る)

(カレーリーフ&ココナッツサンボル)

(ポテト・ジャックフルーツ・チキン・マンゴカレー)

そんなほのぼのとしたキャンパスでしたが、

2回目の派遣の際は内戦が激化して、いたるところで自爆テロが起き、その現場を見たこともありました。激しい爆音がしてフレームしか残っていない車、商店。

用事があり、JICA事務所に向かう道には、検問所が設けられ、そこではパスポートの提示と尋問がありました。

忘れられないのは、

鋭い目つきの兵士が銃を持ち、厳しい口調で「お前仕事は何してる?何のためにここに来た?」という問いに、

「私はモラトゥワでジュエリーを教えいて、仕事でこの先のオフィスに行きたいのです。」と答えると、

「私もこんなところで警備をしているより、できればあなたからジュエリーを教わりたいよ。私、そういう手仕事が好きなんだよね。こんな戦争が無ければ絶対にそうする。」と言って愚痴って笑ったことでした。

確かに!戦争は破壊ばかりで何も生み出さないから、発展しようがないです。。

そんな中でも、学生たちは、屈託のない笑顔で夢を語っていました。

その頃の学生は、今、オジサン&オバサン世代になっているけれど、

殆どの学生は夢を叶えて、自分にふさわしい場所に居ます。

(霊峰、スリパーダから見たご来光)

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ワックスの種類

市販されているワックスは色分けされ、何種類かあります。

色は 緑、青、赤、紫、黄色など。

主に硬いタイプは削り出しに向きます。

柔らかい赤や黄色は、型取りなどに使う際、弾力性があるので破れにくいので便利です。

赤いワックスやもっとも柔らかい蜜蝋(蜂の巣から採取したもの)は、手でも形作れるほどやわらかいので、やわらかいラインを作り出すのに便利ですが、その反面、熱に弱いので、夏の暑さでも、作った形をキープするのが難しいです。その為、作ってからキャストまで、低温管理する必要があります。

作る対象や目的によって使うワックスの色を変えますが、作り手によっては自分の扱い易いように、ワックスを混ぜて丁度良い硬さに調節している人がいます。

たとえば、削り易い硬めのグリーンとインジェクション(型取りなどに使う柔らかいワックス)を混ぜてスパチュラだけで全て作る人に会い作業を見せて貰ったことがあります。やや柔らかくなるので、削り出しには向かない為、一定温度に調節したスパチュラだけでワックスを盛ったり、取ったりしながら形作っていましたが、それはそれで、温度調節の慣れが必要ですので、習得には時間がかかるものでした。また、鋭角な面を作るには向かないです。

(インジェクション ワックス)

それぞれの色のワックスは適応する温度(柔らかくなる)または、融ける温度も違いますから、それを把握して作業を進めます。

2種類を混ぜ合わせる時は、融ける温度が近いワックスを組み合わせるのがいいと思います。

ワックスは、ジュエリー工具店などで買うことができますが、歯科材料店などでも置かれています。形などは違うかもしれませんが、目的によって扱い易いものを選んでください。

(ハード ワックス)

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鋳造(キャスト)って?

私のHPやAsa-Colon で、よくキャスト、鋳造と書きますが、ジュエリーのキャストはどんな工程か知っていますか?

適当な写真が見当たらず、手描きで失礼します。(手作業では大体絵の通りですが、鋳造方法は何種類かあり、装置も違いますので、イメージとして捉えて下さいね。)

Lost wax (waxを金属に置き換える)鋳造工程をおおよそ説明します。

1. まず、一般的には、複雑な形状や凹凸がある石枠などは形に沿わせ易いワックスで作りますが、キャストでワックスを金属に吹きます。

2. または、すでにできた商品や、複製したい場合はそれを型取りし(ゴム型)そこにワックスを流してワックスを用意します。

3. キャスト業社では、何点かのワックスに湯道(ゆみち)という棒状のワックスをそれぞれに着け、「ツリー」🌲という形に組み立てます。

4. ツリーを金属の筒状の枠に入れ、ツリーの周りに液状の石膏を流し入れ固めます。

5. 水で溶いた石膏は撹拌時に気泡が混ざるので専用の機械で、真空脱泡を行います。気泡が在ると金属表面を荒らします。

6. それを専用のオーブンに入れ、熱することでワックスは蒸発し、ワックスの形がそのまま空洞になります。

6. その空洞部分に融けた金属を流し入れ、金属に吹くことをキャストといいます。

7. 金属が冷え固まった後、石膏を崩して取り去ります。

8. 一点一点を湯道から切り離します。

以上が、キャストの工程です。

キャストには、空洞になったジュエリーの細部まで綺麗に金属が流れるよう、圧力をかける方法が幾つかあります。

圧迫、遠心、真空鋳造などです。

また、型になる石膏の状態も影響しますし、

湯道を着ける方向なども業社さんの工夫がされます。

キャストの綺麗さは、そのまま仕上がりの綺麗さに繋がりますので、全工程が重要な作業です。

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