月別アーカイブ: 2018年3月

リングのサイズ合わせについて

リングを購入または作られる際のサイズの合わせ方について説明します。

サイズ棒

通常は、お店や工房でサイズリングをはめてみて自分に合ったサイズを選びますが、すでに合うサイズをお持ちの場合は、それをお店で上記のサイズ棒に通して測ってもらうことができます。

サイズリング

どういう状態のリングサイズが合っているかといいますと

1.リングをはめた手を軽く握り、痛くないこと。

2.その手を軽く振っても、リングが抜けないこと。

3.作るリングの幅によってサイズが変わるので、なるべく希望に近い幅のサイズリングで合わせること。

以上がポイントですが、指の形も人によりさまざまです。

少しだけきつめになったリングは早めにサイズ直しに出されるとプラスサイズでも簡単で済むことが多いです。

また、リング腕に石留などが施されているためにリングをカットして地金をプラスするまたは腕を軽くたたいてサイズを伸ばすなどの作業ができない場合は、腕の内側、指に当たる角を少し丸く削るだけで(内甲丸の様な)、はめ心地が変わります。感覚としては0.5番〜1番位大きく感じると思います。

また、リングの裏側が抜かれて空間があるものは、サイズが大きく感じる事でしょう。指に当たるリングの面積が少ないほど、楽に着け外しできますので、サイズ合わせの際は、指に着けてお確かめください。

例えば男性のお客様が多いですが、指の節が太い方は、サイズを節に合わせると他の位置ではリングが回ってしまう場合があります。そのような指の位置によってサイズが大きく違う場合は、サイズ決定が難しいです。一例としては思い切って腕の形が四角いリングにすると、角度によって、はめ易く動き辛くもなります。.

指の力は強いので、よく変形したリングをお預かりましす。力仕事をする際にはリングにも大きな負荷がかかっていますので、ジャストサイズのリングをつけるようにして下さい。

また、長年結婚リングをされていて、外れなくなった場合などは、リングと指の間に石鹸液をつけ、逆の手で指輪を押し上げるようにして外してみてください。それでも外れない場合は、リングの内側から切る方法があります。そのようになる前に時々サイズをチェックしてくださいね。

 

 

 

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お洒落なひと

数年前に京都に住む友人を訪ねました。

数日の滞在中、友人に仕事ができたため、1日は私一人で気ままな都内のバス旅をしました。

博物館などを見た後、清水寺の近くのおいしそうな和風レストランを見つけ、ランチに。

近くの常連さんも多くいらしたようで、混んでいました。

たまたまカウンターの隣の席に90歳前後と思われる女性が座りました。

そのひとは、上品な雰囲気があり、綺麗で、話し方も可愛い方でした。

ふと見ると、指には手作りらしき石付きの指輪をされていて、その指輪は、歴史を感じさせるアンティークさがあり、尚且つセンスが良くてその人の雰囲気にピッタリでした。

たぶん近くから来られたのだと思います。近くても、ランチでも綺麗にしてお出かけする。。

こんな風に年を取って、着飾ってはいないのに自分らしさを主張していて、自然でお洒落に居られるのは素敵だなぁ。。と思ったものでした。

因みに、私が数年いたスリランカやインドネシアでは、男性もよくリングを着けています。

スリランカの場合は、歴史的に見ても、男性が装飾品を着ける習慣がありました。

それぞれセンスの違いがあるので、その人に似合っているのがいいですが、

着け慣れている感がある人はお洒落に感じます。

という私ですが、首回り、手頸、足首。。とにかく全首回りに何か着けたり締め付けたりするのが、実は苦手です。それは体質的なようで、以前、漢方医が、「あなたは首や手の周りに何か着けたり締め付ける事が嫌いですね?」と言われびっくりしました。そういう骨格をしているのだそうです。

また、仕事中は手が金属の粉、WAX、仕上げ材などで汚れるので、ジュリーは汚したくないという習慣も働くのでリングは着けないです。

ですが、仕事では機能や着け心地を見るために、作ったものは一度は着けてみます。

私用では、勿論楽しんだり、気分を上げるためにも着けますが、毎日着けているのはピアスだけです。。なので自分自身のお洒落感からは残念ながら外れてしまっています。

何より自然に着けこなしているのが素敵だと思います。

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金属の魅力ーWG編

個人的には、WG・K18の生地色が好きです。

少しだけ黄色味があり、艶のある自然な色が綺麗ですし、メッキを掛けなくても変色は少ないので、生地色のまま楽しまれることをお勧めしています。

(写真はWG・K18で石枠を作っているところ)

同じ金性でも、色合いは金属の成分によって変わってきます。

WG K18の場合は、24(純金はK24)分の18が純金成分です。75%が純金で残りの25%は、ホワイトゴールドの色合いを白くするために加えられる合金です。

以前はWG といってもかなり黄色味が強く、25%に含まれる合金の成分は、ニッケル、亜鉛、銅でした。

現在の合金の成分は、パラジウム、銀、銅が主流で使われているために白味が増しました。

合金のそれそれの成分比率によっても色味が違ってきます。

更に改良が行われ、パラジウムの量を増やすことで変色の少ない、白色の強いホワイトゴールドが使われています。

(写真、左はWG K18、右は、シルバーの線です)

それぞれの線は、どちらも加工の為に火を入れていますが、

左の、パラジウムを含むWGは酸化による変色を殆ど起こしていません。

右のシルバーは、酸化被膜ができ変色を起こしています。シルバーの皮膜は仕上げることで落ち輝きますので、それが問題ではありませんが、WG K18 は、シルバーやK18と比較しても表面の酸化は少ないことが分かります。

以前は、黄色味の強いホワイトゴールドを使いジュエリーを作っていたので、仕上げにホワイトらしい白色(銀色)を表わすためにメッキを掛けました。今でも通常は銀色のロジウムメッキを掛けます。

ですが、パラジウムの割合が多いをホワイトゴールドは変色しづらいので、メッキを掛ける必要はありません。以前から海外では、白味の強いホワイトゴールドが使われていたことと、そのままの色で使用するのが好まれていました。

日本ではホワイトゴールド、プラチナ、シルバー共に白さを出すため、または、明るさを増すためにメッキが掛けられてきたため、表面的にはどれも同じ白色(銀色)でした。

ユーザーの好みはありますが、自然色が魅力的なホワイトゴールドの場合は、生地色のまま使われることをお勧めします。

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春待つ冬に

この冬は例年になく早くやって来て、家が壊れるのではないかと心配するほど雪が積もりました。

  

来る日も来る日も雪かきだと、本当に春が待ち遠しいです。

今期の雪は、雪国新潟だけの事ではありませんでしたね。

新潟は寒いといっても気温が氷点下になることは稀でしたが、今期は違いました。

朝晩の冷え込みで、水道管の凍結や破裂がいたるところでありました。

今年、我が家では何年振りかの木の引き戸を出し、屋根から落ちた雪が窓を割らないようにしました。

雨戸というのでしょうか、雪戸と言った方が合っています。

COLONの看板も一時は雪に埋もれ、こんな感じでした。

こんなに降り続くと、春は来ないんじゃないかと思いましたが、雪が解け始めると景色が一変して、今までが嘘のようにさえ思えます。

私の子供の頃は、今よりもっと雪が積もり除雪車も来なかったので、すっぽり雪の中で暮らしていましたが、子供だからか、不自由も感じずに今よりも風情を味わっていたように思います。

諦めというよりは、そんな静かな暮らしも好きでした。

そういえば、初雪が降ると関東の人は嬉しくて空を見上げて歩くけど、雪国の人はうつむき歩くと聞いたことがあります。

所変わって、スリランカに居た頃は日本の四季が恋しく、ピリッとした冬の空気はさらに恋しかったのに、スリランカ人は、「季節ごとに服を替えたり室内の模様替えをするのは忙しくて嫌だから、四季は無くていい。」と言っていました。日本の四季を取り入れた暮らしは素敵なのに何を言うか!と思ったものですが、

日本に帰国後、ピリッとした空気は寒すぎ、季節の移り変わるスピードには全くついていけなくなっていました。今も、実は速過ぎると感じていまして、スピード感はリハビリ中です。

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