鋳造(キャスト)って?

私のHPやAsa-Colon で、よくキャスト、鋳造と書きますが、ジュエリーのキャストはどんな工程か知っていますか?

適当な写真が見当たらず、手描きで失礼します。(手作業では大体絵の通りですが、鋳造方法は何種類かあり、装置も違いますので、イメージとして捉えて下さいね。)

Lost wax (waxを金属に置き換える)鋳造工程をおおよそ説明します。

1. まず、一般的には、複雑な形状や凹凸がある石枠などは形に沿わせ易いワックスで作りますが、キャストでワックスを金属に吹きます。

2. または、すでにできた商品や、複製したい場合はそれを型取りし(ゴム型)そこにワックスを流してワックスを用意します。

3. キャスト業社では、何点かのワックスに湯道(ゆみち)という棒状のワックスをそれぞれに着け、「ツリー」🌲という形に組み立てます。

4. ツリーを金属の筒状の枠に入れ、ツリーの周りに液状の石膏を流し入れ固めます。

5. 水で溶いた石膏は撹拌時に気泡が混ざるので専用の機械で、真空脱泡を行います。気泡が在ると金属表面を荒らします。

6. それを専用のオーブンに入れ、熱することでワックスは蒸発し、ワックスの形がそのまま空洞になります。

6. その空洞部分に融けた金属を流し入れ、金属に吹くことをキャストといいます。

7. 金属が冷え固まった後、石膏を崩して取り去ります。

8. 一点一点を湯道から切り離します。

以上が、キャストの工程です。

キャストには、空洞になったジュエリーの細部まで綺麗に金属が流れるよう、圧力をかける方法が幾つかあります。

圧迫、遠心、真空鋳造などです。

また、型になる石膏の状態も影響しますし、

湯道を着ける方向なども業社さんの工夫がされます。

キャストの綺麗さは、そのまま仕上がりの綺麗さに繋がりますので、全工程が重要な作業です。

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